低血圧のリスク

私の院に来ている人に血圧を聞くと

高血圧は申告があっても、「低血圧」への危機意識を持つ人は少ないです。

高血圧=脳卒中や心疾患のリスク

があるから

塩分を控えよう!薬を飲もう!運動をしよう!

と対策をとる人が多いですが

低血圧の弊害について考える人は少ないと思います。

では何のために血圧はあるのでしょうか?

それは

血を各臓器へ血を巡らすため

です。

例えば

脳へは40mmHg

心臓の冠動脈へは60mmHg

腎臓へは50mmHgなど・・・

80mmHgより下だとショック状態になってしまいます。

つまり、ショック状態にはならなくとも、血圧が低い人は

各臓器への血流が弱い=血の巡りが悪い!

という事になります。

血圧を因数分解すると

血圧=心拍出量 × 末梢血管抵抗(動脈壁の弾性 、心筋収縮力 、血液粘性 、循環血液量 、血管床の面積で決まります)

で表します。

歳を重ねると、

血管が硬くなったり、血液がサラサラでなくなり(粘性が上がる)

末梢血管抵抗が上がって高血圧になります。

では、低血圧は?

血管が柔らかすぎる

血の量が少ない

心臓の収縮力が弱い

等の原因が考えられます。

血を作る(造血作用)ために必要な栄養をとり、適度な運動は必要不可欠です。

それ以外にも、私がお手伝いできることは

心臓にしっかり血を戻すこと

です。

静脈は筋肉がなく、自ら血を運ぶことはできません。

そのため、筋肉が硬く動きが悪いと、筋肉に張り巡らされている静脈やリンパの機能は落ちてしまいます。

しなやかで瑞々しい筋肉を取り戻すことで、心臓へより早く多くの血を送ることができます。

これは鍼灸•整体院つむぎの得意分野です。

気にしていなかった低血圧

実は身体の不調の根本的な原因かもしれません。

ぜひ低血圧を正常値まで引き上げて日々の「何となくダルい」を解消しましょう!

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