昔の靴がきつい…なぜ歳をとると踵が大きくなるの?

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若い頃は履けた靴なのに…

若い頃によく履いていた靴。

久しぶりに下駄箱から出して履いてみたら、

「あれ?なんだかきつい…」

そんな経験はありませんか?

体重はそれほど変わっていないのに、

なぜか踵が当たる。

靴擦れができる。

以前は気にならなかった部分が窮屈に感じる。

実はこれ、年齢とともに多くの方に起こる変化です。

・昔の靴を履いたら踵が当たる

・靴擦れしやすくなった

・踵の後ろが出っ張ってきた気がする

・アキレス腱の周りが硬い

・歩くと踵が痛い

多くの人は、

「歳だから仕方ない」

と思います。

でも本当にそうでしょうか?

もしかするとその変化は、体が何十年も歩き続けるために工夫してきた結果なのかもしれません。


踵は毎日働くクッション

歩く時、最初に地面と出会うのが踵です。

家の中を歩く時も、

買い物に行く時も、

仕事をする時も、

踵は体重を受け止めています。

実は踵の裏には、衝撃を吸収するための分厚い脂肪のクッションがあります。

まるで靴のエアクッションのような存在です。

私たちが毎日痛みなく歩けるのは、このクッションが頑張ってくれているおかげです。


歳をとると踵は変化する

何十年も歩き続けていると、踵にも少しずつ変化が現れます。

体は壊れないように工夫を始めます。

例えば、

よく使う手にはマメができます。

ギターを弾く人の指先は硬くなります。

それと同じように、

踵も長年の衝撃から体を守るために変化していきます。

皮膚が厚くなる。

脂肪のクッションが広がる。

周りの組織が硬くなる。

その結果、

踵が大きくなった

ように感じることがあります。


アキレス腱が太くなるのも体の工夫

アキレス腱は人体の中でも特に働き者です。

歩くたびに引っ張られ、

階段を上るたびに力を出し、

体を前に進めています。

その回数は一生で数億回とも言われます。

もしあなたが道路ならどうでしょう。

毎日たくさんの車が通れば、補強工事が必要になります。

体も同じです。

負担が続くと、

アキレス腱の周りを補強しようとします。

その結果、

太く見えたり、

硬く感じたりすることがあります。

これは単なる老化というより、

長年働いてきた証とも言えるのです。


踵は歩き方を覚えている

施術をしていると、

踵を見るだけでその人の歩き方が想像できることがあります。

外側がすり減っている人。

内側に体重をかける人。

立ち仕事が多い人。

よく歩く人。

踵には、その人の生活習慣や体の使い方が刻まれています。

まるで木の年輪のように、

これまでの人生が少しずつ残っているのです。


体は壊れようとしているのではない

肩こりもそうです。

腰痛もそうです。

外反母趾もそうです。

踵の変化も同じです。

体は決して壊れようとしているわけではありません。

むしろ守ろうとしているのです。

転ばないために。

歩き続けるために。

生活を続けるために。

形を変えながら適応しているのです。


「老化」ではなく「適応」と考えてみる

私たちは体に変化が起こると、

すぐに老化と考えてしまいます。

しかし見方を変えると、

それは体の頑張った歴史かもしれません。

何十年もあなたを支え続けた踵。

毎日働き続けたアキレス腱。

そこには体が積み重ねてきた工夫が隠れています。


まとめ

歳をとると踵が大きくなったように感じることがあります。

今回のポイントは、

✓ 踵は体重を支える大切なクッション

✓ 長年の衝撃から守るために変化している

✓ 皮膚や脂肪組織は体を守るために厚くなることがある

✓ アキレス腱が太くなるのも補強の結果かもしれない

✓ 体の変化は頑張ってきた証でもある

もし踵が大きくなったと感じたら、

それは単なる老化ではないかもしれません。

あなたの体が長年歩き続けるために工夫してきた結果なのです。

今日、お風呂上がりに少しだけ自分の踵を見てみてください。

そこにはあなたの人生の歩みが刻まれているかもしれません。

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