目の使いすぎはNG?脳が「視界を守ろうとする」お話

目次

夕方になると頭が痛くなる…

・パソコン作業のあと頭が重い

・目の奥がズーンと痛む

・肩こりと頭痛がセットでやってくる

・まぶたが重く感じる

こんなお悩みはありませんか?

眼精疲労と頭痛はセットで起こることが少なくありません。

そのため、

「目を使いすぎたから仕方ない」

と思われがちです。

もちろん目の使いすぎも関係しています。

しかし実は、頭痛の原因は目そのものではなく、

「見ようと頑張り続けた体の努力」

にあるかもしれません。


人間にとって「見ること」はとても大切

少し想像してみてください。

もし突然、まぶたが重くなって視界が狭くなったらどうでしょう。

歩きにくい。

物にぶつかる。

車の運転も怖い。

私たちは思っている以上に、目からたくさんの情報を受け取っています。

だから脳は、

何としても視界を確保しようとします。


まぶたが下がると、おでこが頑張り始める

眼瞼下垂(がんけんかすい)という言葉を聞いたことはありますか?

まぶたが下がり、目が開きにくくなる状態です。

病院で診断されるほどではなくても、

・最近まぶたが重い

・目が開けづらい

・眠そうに見られる

という方は少なくありません。

すると脳は考えます。

「目が開かないなら別の方法で見よう」

そこで活躍するのがおでこの筋肉です。

目を大きく開こうとすると、おでこにシワが寄りますよね。

あれはおでこが頑張っている証拠です。


おでこが疲れると頭痛になる

おでこの筋肉は本来、ずっと働き続けるための筋肉ではありません。

ところが目を開けるために何時間も頑張り続けると、

筋肉はどんどん疲れていきます。

すると、

おでこ

こめかみ

頭の横

後頭部

へと緊張が広がっていきます。

その結果として頭痛が起こることがあります。


首や肩がこるのも同じ理由です

おでこだけでは視界を確保できなくなると、

次にが頑張り始めます。

目を開きやすくするために、少しを上げる。

少し首を反らす。

無意識にそんな姿勢になります。

すると首の後ろの筋肉は休めなくなります。

さらに首だけでは足りなくなると、

まで緊張し始めます。

つまり、

まぶた

おでこ

という順番で負担が広がっていくのです。


筋膜はすべてつながっている

体の筋肉は筋膜という薄い膜でつながっています。

例えるなら全身タイツのようなものです。

おでこの緊張は、

背中

へと影響していきます。

そのため、

「目が疲れているだけなのに肩がこる」

という不思議な現象が起こるのです。

実際には目だけが疲れているわけではなく、

体全体が頑張っている状態なのかもしれません。


現代人は目を酷使しすぎている

スマホ

パソコン

タブレット

テレビ

私たちは一日中画面を見ています。

目は休む時間がほとんどありません。

その結果、

まぶたが重くなる

目を開けるために力が入る

おでこが緊張する

首や肩も緊張する

頭痛が起こる

という流れが生まれやすくなります。


頭痛や肩こりは悪者ではない

ここで一つ知っておいてほしいことがあります。

頭痛や肩こりは、必ずしも悪者ではありません

目が開きにくくなっても、脳は何とか視界を確保しようとします。

まぶたが下がるならおでこを使う。

おでこだけでは足りなければ首を反らす。

首だけでは足りなければ肩まで緊張させる。

これは体が壊れているわけではありません。

むしろ頑張って見ようとしている結果なのです。

頭痛や肩こりは敵ではなく、

「もう限界ですよ」

という体からのサインなのかもしれません。


まとめ

眼精疲労と頭痛は、単に目の使いすぎだけで起こるわけではありません。

今回のポイントは、

✓ 脳は何とかして視界を守ろうとする

✓ まぶたが重くなるとおでこが頑張る

✓ おでこの緊張が頭痛につながる

✓ 首や肩も視界を守るために働いている

✓ 頭痛や肩こりは体からのサインかもしれない

もし最近、

「目が疲れる」

だけでなく、

「頭も痛い」

「肩もこる」

と感じているなら、

体が一生懸命あなたの視界を守ろうとしているのかもしれません。

まずは少しだけ目を休ませてあげてください。

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