長時間の運転で首や肩がつらくなりませんか?
「車を運転すると肩がガチガチになる」
「長距離運転の後は首が重い」
「肩こりがひどくなって頭痛までしてくる」
そんな経験はありませんか?
多くの方は、
「同じ姿勢だから仕方ない」
と思っています。
もちろんそれも一つの理由です。
しかし実は、運転中にずっと働いている『腕の2本の骨』も関係していることがあります。
その骨の名前が、
橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)です。
難しい名前ですが、今日は小学生でもわかるようにお話しします。
腕の中には2本の骨があります
腕には2本の長い骨があります。
親指側にあるのが橈骨。
小指側にあるのが尺骨です。
この2本の骨は協力しながら動いています。
例えば、
・ドアノブを回す
・鍵を回す
・ペットボトルを開ける
・ハンドルを回す
こうした動きは、橈骨と尺骨が回転することでできています。
ハンドル操作は意外と腕を使っています
運転中の腕は、ただハンドルに乗っているだけではありません。
右折
左折
車庫入れ
カーブ
細かな修正
このような動きを繰り返しています。
つまり橈骨と尺骨はずっと働き続けているのです。
長時間運転すると、腕の筋肉は少しずつ疲れてきます。
すると骨をスムーズに動かすための動きも小さくなってしまいます。
腕が硬くなると肩が頑張り始める
ここが大切なポイントです。
本来は腕で行うはずの動きを腕だけでできなくなると、肩が助けに入ります。
例えばハンドルを回すとき、
腕がしっかり動けば問題ありません。
しかし橈骨や尺骨の動きが小さくなると、
肩を持ち上げる
肩を前に出す
腕全体を使う
という代償動作が起こります。
すると肩周りの筋肉がどんどん疲れていくのです。
肩が疲れると次は首が頑張る
肩が疲れて硬くなると、今度は首にも負担がかかります。
肩と首は筋肉でつながっています。
そのため肩がガチガチになると、
首の筋肉も引っ張られます。
すると、
首こり
肩こり
頭痛
目の疲れ
などにつながることがあります。
つまり、
腕
↓
肩
↓
首
という順番で負担が広がっていくのです。
デスクワークの人はさらに要注意
最近は、
パソコン作業
↓
車で移動
↓
またパソコン
という生活の方も少なくありません。
パソコン作業では腕が内側にねじれた状態が続きます。
そのまま運転をすると、橈骨と尺骨を動かす筋肉は休む暇がありません。
結果として肩や首への負担も大きくなってしまいます。
簡単セルフチェック
腕の動きを確認してみましょう。
①肘を90度に曲げる
②手のひらを上へ向ける
③次に下へ向ける
左右を比べてみてください。
動きに差がある
つっぱる
肩まで動いてしまう
そんな場合は腕の動きが硬くなっているかもしれません。
運転前におすすめの体操
前腕くるくる体操
①肘を体につける
②手のひらを上へ向ける
③下へ向ける
④10回繰り返す
ポイントは肩を動かさないこと。
腕だけを動かす意識で行いましょう。
たったこれだけでも肩の負担を減らす助けになります。
鍼灸では肩だけを施術しません
肩こりや首こりで来院される方の中には、腕の動きが悪くなっている方が少なくありません。
そのため当院では、
・手首
・前腕
・肘
・肩甲骨
・首
などを含めて全体を確認します。
肩こりの原因が肩だけにあるとは限らないからです。
身体はすべてつながっています(何度も言ってしまいますが・・・)
腕の使い方が変わるだけで、肩や首が楽になることもあります。
まとめ
運転による肩こりや首こりは、腕の2本の骨である橈骨と尺骨の動きが関係していることがあります。
今回のポイントは、
✓ ハンドル操作では腕の骨がたくさん働いている
✓ 長時間の運転で腕が硬くなる
✓ 肩が代わりに頑張る
✓ 首にも負担が広がる
✓ 腕の動きを整えることも大切
肩や首ばかり気にしていた方は、ぜひ一度腕の動きにも注目してみてください。
思わぬところに不調の原因が隠れているかもしれません。
今すぐ試してみてください。
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