同様のお悩みでお困りの方へ
当院の鍼灸施術による改善例の一部をご紹介します。あなたと似た症状があれば、改善の参考になるかもしれません。
※症例は個人の経過であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
主訴
以前から股関節に違和感があり、最近になって痛みが強くなってきた60代女性の症例です。特に困っていたのが、夜の痛みです。横向きで寝ると股関節が痛くなり、寝返りをしようとすると「痛くて、スムーズに動けない」という状態でした。寝返りのたびに痛みで目が覚めることもあり、少しずつ睡眠にも影響が出ていました。
日中も、歩き始めに股関節が痛い、椅子から立ち上がるときに痛む、朝、身体がこわばっている、股関節の奥が重だるいといった症状がありました。
初診時の状態(評価)
股関節の痛みがあるため、まずは股関節の動きを確認しました。しかし、股関節だけを見て終わりにはしません。寝返りの動作を確認すると、股関節を動かすときに、骨盤や腰の動きが小さくなっていました。
また、臀部にも強い硬さがあり、身体を回転させるときに、股関節周囲やお尻に負担が集中しているような状態でした。
寝返り時の股関節痛の本当の原因
寝返りは、股関節だけで行う動作ではありません。腰や骨盤、背中などが連動して動くことで、身体全体がスムーズに回転します。しかし、どこかの動きが小さくなると、別の場所がその分を頑張らなければなりません。
腰や骨盤の動きが小さくなる → 寝返りの動作を股関節周囲だけで担おうとする → 股関節やお尻に負担が集中する → 横向きで寝返るときに痛みが出やすくなる
今回の患者さんでは、身体全体で寝返りをするのではなく、股関節周囲に負担が集中しやすい状態になっていました。
施術方針 / なぜ当院の施術で改善したのか
施術では、股関節周囲だけでなく、腰部、骨盤周囲、臀部、太もも、下肢の状態を確認しました。特に、硬くなっていた臀部や腰部に対して施術を行い、股関節周囲にかかっていた負担を減らしていきました。
股関節の痛みがあるからといって、必ずしも股関節だけに原因があるとは限りません。今回も、痛みのある場所だけでなく、股関節が動くために必要な周囲の動きを確認していきました。
施術経過
施術後、再びベッド上で寝返りの動作を確認しました。すると、「さっきより動きやすいです」と変化を感じられました。
施術前は、寝返りの際に股関節をかばうような動きがありましたが、施術後は骨盤や腰も一緒に動きやすくなり、股関節だけに負担が集中しにくくなりました。股関節そのものを強く揉んだわけではなく、身体全体の動きを確認し、寝返りのときに股関節だけが頑張らなくてもよい状態を目指しました。
同じような寝返り時の股関節痛でお悩みの方へ
股関節が痛いと、「また寝返りをしたら痛いかもしれない」と無意識に身体を固めてしまうことがあります。すると、さらに身体の動きが小さくなり、寝返りのたびに一部の場所へ負担が集中しやすくなります。
今回の患者さんも、痛みを避けることで、身体全体の動きが小さくなっていました。そこで、股関節の痛みだけを見るのではなく、なぜ寝返りのときに股関節へ負担が集中するのかを確認しました。
股関節痛がある方でも、症状の出方は人によって異なります。歩くと痛い方、立ち上がると痛い方、しゃがむと痛い方、そして今回のように、横向きで寝ると痛い、寝返りで痛みが出るという方もいます。痛みのある股関節だけでなく、腰や骨盤、臀部、下肢など身体全体の動きを確認することで、負担のかかり方が見えてくることがあります。
つむぎでは、症状のある場所だけでなく、日常動作の中で身体がどのように動いているのかを確認しながら施術を行っています。
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