交通事故から3年、首から肩の重だるさが続いていた|50代男性の改善事例

同様のお悩みでお困りの方へ

当院の鍼灸施術による改善例の一部をご紹介します。あなたと似た症状があれば、改善の参考になるかもしれません。

※症例は個人の経過であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。

目次

主訴

3年前に交通事故に遭い、その後から首の痛みや重だるさが続いていた50代男性の症例です。事故後は整形外科や接骨院にも通院し、首を中心に治療を受けてきました。

一時的に楽になることはあっても、時間が経つと、首から肩にかけて重い、首がすっきりしない、身体がこわばっている感じがする、疲れると症状が強くなるといった症状が出ていました。事故から3年、「もう事故から時間も経っているし、このまま付き合っていくしかないのかな」と思っていたそうです。

初診時の状態(評価)

これまで整形外科や接骨院では、主に首を中心にみてもらっていました。もちろん、交通事故後に首を痛めることは少なくありません。しかし、身体全体を確認していくと、首だけでなく、胸椎周囲にも大きな動きの制限がありました。特に、胸椎の7〜9番付近に強い硬さがありました。

さらに身体全体を確認していく中で、手首の硬さも気になりました。患者さんには、首の症状以外にも「実は、ばね指もあります」と伺っていました。手首の動きを確認すると、手首にも硬さがありました。

首の痛みの本当の原因

首の痛みがあるからといって、首だけに問題があるとは限りません。交通事故では、身体に強い衝撃が加わります。その衝撃を受けたあと、身体がどのように動き、どこで負担を受け止めてきたのかを確認していくことが大切です。

胸椎周囲の動きが硬くなる → 身体を動かすときに別の場所(首)が代わりに動く → 首に負担が集中する動きが続く → 首の重だるさ・こわばりにつながる

今回の患者さんでは、首だけでなく、胸椎にも大きな負担が残っていたのだと思います。

施術方針 / なぜ当院の施術で改善したのか

首の症状だけを追いかけるのではなく、首に負担がかかり続けている理由を確認することにしました。胸椎周囲の状態を確認しながら施術を行うと、首の動きにも変化が見られました。

また、手首周囲にも鍼施術を行いました。首の施術をしているわけではありませんが、手首に鍼をすると、手首の動きが明らかに変化しました。

施術経過

1回目の施術後、首や肩の状態を確認すると、「かなり楽です」と驚かれていました。首だけを施術したわけではなく、胸椎の動きや手首の硬さなど、身体全体を確認しながら施術を行いました。施術後には、首の重だるさ、首の動かしにくさ、身体のこわばりが軽減しました。1回の施術で大きな変化が見られたため、いったん終了となりました。

その後、患者さんは再度来院され、2回目の来院時、「そういえば、ばね指も動かしやすくなっています」と話されました。指の曲げ伸ばしがしやすくなり、以前よりも引っかかりが気にならなくなっていたそうです。

同じような交通事故後の首の痛みでお悩みの方へ

交通事故後に首の症状が続くと、「首を痛めたから、首が悪い」と考えるのは自然なことです。実際に、首に問題があることもあります。しかし、身体に大きな衝撃を受けた後は、胸椎、肩甲骨、背中、腕、手首など、さまざまな場所に負担が残っていることがあります。

今回の患者さんも、長年「首の問題」として治療を受けてきました。しかし、身体全体を確認すると、胸椎や手首にも大きな硬さがありました。そこで、症状のある首だけを見るのではなく、身体全体の動きを確認することを意識しました。

交通事故から時間が経っているからといって、「もう治らない」と決まっているわけではありません。首の症状が長く続いている方は、首だけでなく、身体全体の動きや、事故後から変化した身体の使い方を確認することが大切です。つむぎでは、症状のある場所だけにとらわれず、身体全体を確認しながら施術を行っています。

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