同様のお悩みでお困りの方へ
当院の鍼灸施術による改善例の一部をご紹介します。あなたと似た症状があれば、改善の参考になるかもしれません。
※症例は個人の経過であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。
主訴
長年、肩こりに悩んでいた30代女性の症例です。仕事はデスクワークで、パソコンを使う時間が長く、、首が張る、肩が重い、後頭部が痛い、目が疲れる、頭が重いといった症状も感じていました。
これまでにもマッサージを受けたことがあり、施術直後は「楽になった」と感じます。しかし、数日するとまた肩がこる。肩を揉んでもらっても、すぐに元に戻ってしまうことから、「肩こりの原因を、肩以外からも見てほしい」と考え、ご来院されました。
初診時の状態(評価)
まず、肩や首の動きだけでなく、頭部の動きや眼球の動きも確認しました。すると、長時間のパソコン作業の影響もあり、視線が一方向に固定されやすく、眼球を動かす動きが少なくなっていました。いわゆる「眼球が固まっているような状態」です。
視線を固定したまま長時間画面を見続けることで、目や後頭部周囲に緊張が生じているような状態が見られました。
さらに確認すると、後頭部の筋群にも強い緊張がありました。そのため、頭と首の境目である上位頸椎、特に第1頸椎(C1)・第2頸椎(C2)周辺の動きが少なくなっていました。
肩こりの本当の原因
本来、頭を動かすときには、頭と首の境目を含めて、首全体が協調して動きます。しかし今回のケースでは、後頭部の緊張が強く、C1・C2周辺の動きが制限されていました。
そのため、頭と首の境目で十分に動けない分を補うように、下位頸椎や首の付け根、肩周囲が代償的に動き、負担を受けていると考えました。
肩に負担がかかる動きが続いている → 頭と首の境目がうまく動いていない → その背景に、後頭部の緊張と視線の固定がある
施術方針 / なぜ当院の施術で改善したのか
今回の施術では、肩の筋肉を強く揉みほぐすことは行わず、眼球の動き、後頭部の筋群の緊張、頭と首の境目の動き、C1・C2周辺の動き、首全体の動き、肩甲骨の動きを確認しました。
その上で、後頭部や首周囲の緊張を緩め、頭と首の境目が動きやすい状態をつくっていきました。さらに、眼球を動かしたときの首や肩の緊張も確認しながら、視線が一方向に固定され続けないよう、目と首の連動させる低負荷の体操を指導させていただきました。
施術経過
施術後、首の動きを確認すると、施術前よりも頭と首の境目が動きやすくなりました。患者さんからは、「肩が軽いです」だけでなく、「目が楽になりました」という感想がありました。
今回のケースでは、肩そのものだけでなく、視線の固定や後頭部の緊張、頭と首の境目の動きなど、複数の要素が関係していると考えられました。
同じような肩こりでお悩みの方へ
長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用では、視線を一方向に固定する時間が長くなります。その状態が続くと、目の疲れだけでなく、後頭部や首周囲にも負担がかかることがあります。
今回の患者さんのように、「肩を揉んでも、すぐに肩こりが戻る」という場合、肩以外の部分に負担の原因がある可能性もあります。
肩こりの原因は、一人ひとり異なります。つむぎでは、肩がこっているから肩だけを見るのではなく、眼球の動き、後頭部、頭と首の境目、首や肩の動きなどを確認しながら、なぜ肩に負担がかかっているのかを考えて施術を行っています。
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